2012年 12月 31日
正月準備~お歳取り~~大晦日の長い一日! |
お歳取り
ここ信州は
大晦日を 「お年取り」と呼び 年神様を飾って
正月を迎える準備をすませ
年の湯に入って 用意した「お歳取り肴」と
そして お酒を酌み交わし
家族そろって 「お歳をとる」
一年の締めの宴 大きな 大切な行事なんです。
大晦日は 年越し蕎麦で~~すませて~~~
なんてことは????
考えられません!
お歳取りの料理と 準備なんです。
お歳取りを 済ませ 二年参りに行って
元旦の朝茶 お雑煮を食べれば
もう正月は 終わった気分です。
今年も準備に追われて
29日に 餅米3升洗米 水に浸して
門松やら 諸々の神様用の 松を取りに
料理の下ごしらえも
30日は 実家の母の 采配のもと お餅つき
お供え餅の取り方を 「それじゃあ駄目 形が悪い・・小さすぎ・・」
餅の のし方が 「どうのこうの・・」
バーバは 駄目押しばかりされながらも どうにか形に・・・
一夜飾りは縁起が悪い と 松飾り・正月用意を済ませ
料理にとりかかり・・・
31日は 掃除・お歳取り料理&正月料理を 準備
伊達巻・しぐれ煮・出し巻き卵・巌おどり
おなます・黒豆・きんとん・田作り・ そして・・・・
今年も バーバ 頑張れました。
年神様を 床の間に迎え 仏壇 神棚 氏神様 水の神様・・・…に
お飾りをして
※ちょっと昔の話
お歳取りの用意は
牛蒡、人参、大根など 年取り汁に使う 自畑の野菜を
ブリキのバケツに入れ 大鍋とタワシも持参
この地域にある 湧水のある 井戸へ
そこで 野菜の土を落として洗い 鍋を磨いて
持ち帰って 料理
時間によっては 大変な込み合い
あまり早く済ますと~~暇な家と 言われ・・・
新入りの嫁は …お察し下さい。
廻りは どんな磨き方をするのかと チラチラと おばさん達の目
今ほど横着では ありませんでしたので・・
洗い終わって 何と言って この場を 離れればいいのか?
「お先に」 「よいお歳をお取り下さい」 では 雰囲気になじまず・・
おばさん達の 真似をして 「お洗いなんしょ!」と
口篭りながら 言った記憶があります。
40年ほど昔のはなし
そして お歳取り を迎えました。
信州では 地域により 「お年取り」の 祝い方が 違います。
「年取り魚」が顕著の表れ 「サケ」 か 「ブリ」 か
大別すると、 富山から 「ブリ街道」を経由して入ってきた地域は 「ブリ圏」
新潟から信濃川経由で 入ってきた地域は 「サケ」
我が地方は 「ブリ」
今年は 脂の乗った半身を お取り寄せ
息子が切り分けて 家族分用意
これは 本当に 凄い!新鮮!
脂がのって 美味しい!
お刺身でも ブリしゃぶでも いけそう!
今まで食べてたブリは
何だったのでしょう!
ブリを
~~食べる・ 食べない ・ 食べられない~~は 関係ありません。
縁起ものですので・・・・これが「年とり魚」
ステーキの方が美味しい! 鍋! すき焼き で 「お歳とり」
駄目です!!! 家族の忘年会ではありません。
パーテイーでも ありません。
信州人ですから 頑固に こだわって・・・
お歳取りには 「ぶり」 と 「年取り汁」 なんです!
家族そろって 其々の神様に 《二礼二拍手一礼》 お供え物も 其々に・・・
あっちへ行ったり こっちへ行ったり・・・
やっと 「お歳取り」
「ぶり」 「年とり汁~~牛蒡・人参・里芋・大根
・こんにゃく・豆腐・うす昆布の7種類のしょう油汁」
縁起ものの 「黒豆」「田作り」「数の子」「おなます」『しぐれ煮」
それにお気に入りの 割烹料理屋さんの お造り重
さすが 吟味された食材は
美味しい!
わが家の定番に 彩りを添えて お歳取りが出来ました。
今年は
バーバの手術・息子の怪我・孫の入学・入園・そして七五三 と
いろんなことがあった1年でした。
今年も 家族そろって 元気で お歳がとれたこと
本当に有難いこと 感謝です。
そして その後 ジージとバーバはお寺へ
暮れに用意した 1300本あまりの 境内に置かれた燈明に 火をともして
真っ暗な 寒い中 一つ一つに
火をつけて 廻って
手分けしても 1時間以上
かかるようです。
勿論バーバは口だけ参加
バーバ達は
参拝の皆さんに 甘酒をふるまって・・・ 寒い! 寒い!
総代の任期は四年
あと一年で! お役御免です。
かくして 大晦日は 元旦の午前4時まで 長い長い日が終わりました。
許していただくことも・・ 行き届かなかったことも・・
気持ちを寄せられなかったことも・・
沢山ありましたが 今年も 大勢の皆さまに 支えられ この一年を
終えることができました。
本当に ありがとうございました。 心から感謝を申し上げます。
田舎のバーバを訪問して下さった 多くの皆さま
今年も お付き合いくださいまして ありがとうございました。
ここ信州は
大晦日を 「お年取り」と呼び 年神様を飾って
正月を迎える準備をすませ
年の湯に入って 用意した「お歳取り肴」と
そして お酒を酌み交わし
家族そろって 「お歳をとる」
一年の締めの宴 大きな 大切な行事なんです。
大晦日は 年越し蕎麦で~~すませて~~~
なんてことは????
考えられません!
お歳取りの料理と 準備なんです。
お歳取りを 済ませ 二年参りに行って
元旦の朝茶 お雑煮を食べれば
もう正月は 終わった気分です。
今年も準備に追われて
29日に 餅米3升洗米 水に浸して
門松やら 諸々の神様用の 松を取りに
料理の下ごしらえも
30日は 実家の母の 采配のもと お餅つき
お供え餅の取り方を 「それじゃあ駄目 形が悪い・・小さすぎ・・」
餅の のし方が 「どうのこうの・・」
バーバは 駄目押しばかりされながらも どうにか形に・・・
一夜飾りは縁起が悪い と 松飾り・正月用意を済ませ
料理にとりかかり・・・
31日は 掃除・お歳取り料理&正月料理を 準備
伊達巻・しぐれ煮・出し巻き卵・巌おどり
おなます・黒豆・きんとん・田作り・ そして・・・・
今年も バーバ 頑張れました。
年神様を 床の間に迎え 仏壇 神棚 氏神様 水の神様・・・…に
お飾りをして
※ちょっと昔の話
お歳取りの用意は
牛蒡、人参、大根など 年取り汁に使う 自畑の野菜を
ブリキのバケツに入れ 大鍋とタワシも持参
この地域にある 湧水のある 井戸へ
そこで 野菜の土を落として洗い 鍋を磨いて
持ち帰って 料理
時間によっては 大変な込み合い
あまり早く済ますと~~暇な家と 言われ・・・
新入りの嫁は …お察し下さい。
廻りは どんな磨き方をするのかと チラチラと おばさん達の目
今ほど横着では ありませんでしたので・・
洗い終わって 何と言って この場を 離れればいいのか?
「お先に」 「よいお歳をお取り下さい」 では 雰囲気になじまず・・
おばさん達の 真似をして 「お洗いなんしょ!」と
口篭りながら 言った記憶があります。
40年ほど昔のはなし
そして お歳取り を迎えました。
信州では 地域により 「お年取り」の 祝い方が 違います。
「年取り魚」が顕著の表れ 「サケ」 か 「ブリ」 か
大別すると、 富山から 「ブリ街道」を経由して入ってきた地域は 「ブリ圏」
新潟から信濃川経由で 入ってきた地域は 「サケ」
我が地方は 「ブリ」
今年は 脂の乗った半身を お取り寄せ
息子が切り分けて 家族分用意
これは 本当に 凄い!新鮮!
脂がのって 美味しい!
お刺身でも ブリしゃぶでも いけそう!
今まで食べてたブリは
何だったのでしょう!
ブリを
~~食べる・ 食べない ・ 食べられない~~は 関係ありません。
縁起ものですので・・・・これが「年とり魚」
ステーキの方が美味しい! 鍋! すき焼き で 「お歳とり」
駄目です!!! 家族の忘年会ではありません。
パーテイーでも ありません。
信州人ですから 頑固に こだわって・・・
お歳取りには 「ぶり」 と 「年取り汁」 なんです!
家族そろって 其々の神様に 《二礼二拍手一礼》 お供え物も 其々に・・・
あっちへ行ったり こっちへ行ったり・・・
やっと 「お歳取り」
「ぶり」 「年とり汁~~牛蒡・人参・里芋・大根
・こんにゃく・豆腐・うす昆布の7種類のしょう油汁」
縁起ものの 「黒豆」「田作り」「数の子」「おなます」『しぐれ煮」
それにお気に入りの 割烹料理屋さんの お造り重
さすが 吟味された食材は
美味しい!
わが家の定番に 彩りを添えて お歳取りが出来ました。
今年は
バーバの手術・息子の怪我・孫の入学・入園・そして七五三 と
いろんなことがあった1年でした。
今年も 家族そろって 元気で お歳がとれたこと
本当に有難いこと 感謝です。
そして その後 ジージとバーバはお寺へ
暮れに用意した 1300本あまりの 境内に置かれた燈明に 火をともして
真っ暗な 寒い中 一つ一つに
火をつけて 廻って
手分けしても 1時間以上
かかるようです。
勿論バーバは口だけ参加
バーバ達は
参拝の皆さんに 甘酒をふるまって・・・ 寒い! 寒い!
総代の任期は四年
あと一年で! お役御免です。
かくして 大晦日は 元旦の午前4時まで 長い長い日が終わりました。
許していただくことも・・ 行き届かなかったことも・・
気持ちを寄せられなかったことも・・
沢山ありましたが 今年も 大勢の皆さまに 支えられ この一年を
終えることができました。
本当に ありがとうございました。 心から感謝を申し上げます。
田舎のバーバを訪問して下さった 多くの皆さま
今年も お付き合いくださいまして ありがとうございました。
by takagi16432
| 2012-12-31 00:00
| 年中行事・行事食